Wellnest Home

VISION

BETTER LIFE

よい家づくりの先に
よりよい暮らしと街をつくる

BETTER LIFE

2007年にドイツで誓った「持続可能な街をつくる」という夢。しかし当時の資力、技術で一朝一夕にまちづくりができるわけではありません。まずは戸建住宅に専念し、2012年からずっと住宅をつくってきました。そこで得たさまざまな経験とエビデンスを基に、次に挑むのは集合住宅の建設です。省エネルギーの観点から見たとき、集合住宅は戸建住宅に比べはるかに優位。ヨーロッパで、まちづくりの主体が集合住宅になっているのはそのためです。ここでは、ウェルネストホームがグループ全体で取り組むまちづくりをご紹介します。

SCROLL

よりよい暮らしを育むまちづくりNISEKO生活・モデル地区「ニセコミライ」構想事業

持続可能な街をつくるという私たちの夢が、現在、北海道のニセコ町でスタートしています。国は、これからの自治体のモデルとなる、「SDGs未来都市構想」を掲げており、その選定初年度だった2018年度、ニセコ町を含む全国29の自治体が未来都市として選定されました。さらに、ニセコ町が提案した新事業「NISEKO生活・モデル地区構築事業」は、市街地にSDGsの理念を踏まえた新たな生活空間(ニセコミライ)を形成するというもので、同じく2018年度に国の支援事業に認定されています。この「NISEKO生活・モデル地区構築事業」を提案し推進する会社こそが、官民連携のまちづくり会社である株式会社ニセコまち。私たちウェルネストホームは高性能集合住宅のプロデュースやアドバイスを行っています。「ニセコミライ」はこの街区の名称で、地元住民からの公募で決まりました。

GOALS
ニセコで実現すること
1超省エネ

建築物は全て、国内最高水準の断熱性能です。住宅の壁、床、天井、窓、ドアから外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した数値、UA値は、0.25W/㎡K以下を目指します。

2CO₂ 合計80%削減

躯体だけで50%のCO₂を削減しつつ、太陽光発電システム、蓄電池、コージェネレーションシステム、将来的には水素なども利用して、一般的な住宅と比較し合計で80%のCO₂を削減します。

3交通

街区内で、太陽光発電によるEV車のモビリティサービスを提供。居住者同士がシェアできる仕組みや、デマンドタクシーの導入により、移動にかかるエネルギーの削減にも取り組みます。

4シェア

DIY工具、農作業道具、庭管理道具などをシェアして利用できる仕組みを構築します。住民交流型のシェアリングエコノミーにより、住民の経済的負担を削減します。

PARTNERSHIP
包括連携協定の提携
PARTNERSHIP

ウェルネストホームは、2020年11月25日、ニセコ町の官民連携のまちづくり会社、株式会社ニセコまちと包括連携協定を締結しました。北海道ニセコ町でのSDGsまちづくり事業において、街区設計・コンセプトおよび建築設計・施工等の専門的知見を共有しながら、理想のまちづくりの実現に寄与することで合意。現在は、ニセコ町の新しい街区「ニセコミライ」で、ウェルネストホームの技術を生かした高性能集合住宅などを建築中です。2023年、株式会社ニセコまちの出資者となり、まちづくり事業へのさらなる加速をはかっています。

ニセコミライで生まれるパートナーシップ

ニセコ町の地域課題に向き合いながら、世界で通用するコンセプト、技術、ノウハウなどの実現に向け、国内優良企業との連携を進めています。エネルギーの効率的利用と脱炭素化を担う北海道電力株式会社とは、柔軟性の高いエネルギーネットワーク構築に向けた検討を行っています。持続可能な400戸の高性能住宅の建設は旭化成ホームズ株式会社と、そして街区設計を担当するwaiwai合同会社一級建築士事務所とパートナーシップを構築し、前例のないまちづくりに挑戦中です。

COMPACT CITY
集合住宅を主体とした
まちづくり
熱効率や土地効率を考えた
コンパクトシティ
COMPACT CITY
PHOTO by Takehiro Kawamura
REVITALIZATION
民間と行政が共につくる
まちづくりを目指して
地域の資源と人材を活用して、
地域経済を活性化する
REVITALIZATION
RENOVATION
今からでもできることはある
既存住宅の断熱改修から考える
エネルギー問題

持続可能な社会をつくる、高気密・高断熱の住宅は新築でしかつくれないのかというとそうではありません。既存住宅の断熱改修には、設計・施工はもとより、温熱や湿度に対する圧倒的な知識が必要です。しかし私たちは、こちらで紹介する3つの事例にもあるように、日夜研究を重ね、既存住宅での断熱改修実績を積み重ねています。

外気温マイナス15℃の
極寒地域で挑む

株式会社ニセコまちのニセコ事務所で断熱改修を行いました。冬は外気温マイナス15℃にもなる極寒地域ですが、中で働く人たちは寒さとは無縁。光熱費も抑えられています。事務所を活用して温度の実態調査を進めつつ、遠隔での操作や温度調整の自動化などの実験を行っています。

築100年を超えて
生き続ける

ウェルネストホームでは、2011年に、当時築95年、過去の南海トラフ地震をもくぐり抜けてきた酒蔵をリノベーション。オフィスとして利用する2階部分に部分断熱を施し、内側からの断熱改修を行いました。歴史的建造物の保存と共生におけるリノベーション事例です。

光熱費を6分の1に
抑えた事例

築40年、鉄筋コンクリート造3階建ての個人宅で断熱改修を行いました。150坪の面積のうち、人が居住する100坪で断熱改修を施し、窓、サッシの開口部を改修したことで、光熱費は、6分の1に減額されました。難しいとされる断熱改修の成功事例として注目を集めています。

「ニセコミライ」の事業詳細について
より詳しく知りたい方は
株式会社ニセコまちサイトをご覧ください

株式会社ニセコまち

まちづくり事業や集合住宅事業について
より詳しく知りたい方は
株式会社WELLNEST R&Dをご覧ください

Wellnest R&D
BEST FUTURE

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